【業界研究:エンターテイメント業】
業界研究
JOBSCORE編集部|

エンターテイメント業界は、映画・音楽・ゲーム・ライブ・アニメ・スポーツ・配信サービスなど、多様な分野が含まれる業界です。近年はデジタル化・サブスクサービス・グローバル展開が進み、急速に変化しています。就職活動に向けて、業界の構造や主要企業、求められるスキル、最新トレンドを詳しく解説します。

■1. エンターテイメント業界の概要

エンタメ業界は大きく以下の6つの分野に分類できます。

① 映画・テレビ業界

映画制作やテレビ番組の企画・配信を行う分野。

・映画制作

- 東宝、東映、松竹、ワーナーブラザーズ、ディズニー、Netflix

・テレビ局

- NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京

・動画配信サービス(OTT)

- Netflix、Amazon Prime Video、Hulu、U-NEXT

✅ 特徴

- 映画館離れが進み、動画配信(Netflix・Disney+)の成長が加速

- テレビからYouTube・SNS動画へシフト

② 音楽・ライブエンタメ業界

音楽制作・コンサート・ライブイベントを展開する分野。

・音楽制作・レーベル

- ソニー・ミュージック、ユニバーサルミュージック、エイベックス

・ライブ・イベント会社

- ぴあ、ホリプロ、LDH、Zepp

・サブスク音楽配信

- Spotify、Apple Music、Amazon Music

✅ 特徴

- CDからサブスク配信(Spotify・Apple Music)へ移行

- ライブ・フェス・ファンクラブが収益の中心に

③ ゲーム・eスポーツ業界

家庭用ゲーム、スマホゲーム、eスポーツ(プロゲーマー)の分野。

・ゲーム開発・運営

- 任天堂、ソニー(PlayStation)、バンダイナムコ、スクウェア・エニックス、カプコン、セガ

・モバイルゲーム

- Cygames(ウマ娘)、ガンホー(パズドラ)、コナミ、ミクシィ(モンスト)

・eスポーツ

- ZETA DIVISION、DetonatioN FocusMe(eスポーツチーム)

✅ 特徴

- 家庭用ゲームからスマホ・PCゲームへ拡大

- eスポーツの市場拡大、プロゲーマーの活躍が注目

④ アニメ・キャラクター業界

アニメ制作、キャラクタービジネス、フィギュア・グッズ展開を行う分野。

・アニメ制作

- 東映アニメーション、京アニ、MAPPA、A-1 Pictures

・キャラクターIPビジネス

- サンリオ(ハローキティ)、バンダイ(ガンダム)、ディズニー、ポケモン

✅ 特徴

- アニメの世界的な人気拡大(鬼滅の刃・呪術廻戦)

- NetflixやAmazonがアニメ制作に参入

⑤ リアルエンタメ業界

テーマパーク、スポーツ・レジャー施設、カラオケ・パチンコなどの分野。

・スポーツビジネス

- Jリーグ(サッカー)、プロ野球(NPB)、Bリーグ(バスケ)

・アミューズメント

- ラウンドワン、第一興商(ビッグエコー)、セガ(アーケード)

✅ 特徴

- インバウンド観光(訪日外国人)が成長要因

- リアル×デジタルの融合が進む(VR体験型アトラクションなど)

⑥ 配信・インフルエンサー業界

YouTube、TikTok、VTuberなど、新しいエンタメ領域。

・動画配信プラットフォーム

- YouTube、TikTok、Twitch、17LIVE

・VTuber・インフルエンサー

- ホロライブ、にじさんじ、Kizuna AI

✅ 特徴

- YouTube・TikTokを活用したプロモーションが主流

- VTuber市場の急成長、企業案件が増加

■2. エンターテイメント業界の特徴

✅ デジタル化・オンライン化が加速

✅ ファンビジネス(サブスク・限定グッズ)が主流

✅ IP(知的財産)の活用が重要(アニメ・ゲーム・映画のコラボが増加)

✅ グローバル展開が鍵(日本のコンテンツは海外での人気も高い)

■3. 主要な職種と仕事内容

・クリエイティブ職

- 映像・アニメ制作(ディレクター、プロデューサー)

- ゲーム開発(プログラマー、CGデザイナー)

- 音楽制作(作曲・編曲・プロデューサー)

・ビジネス職

- マーケティング・プロモーション(SNS運用、広告戦略)

- イベント企画・運営(フェス・ライブの企画)

- ライツビジネス(版権管理)(キャラクター・グッズ展開)

・技術職

- データ分析(視聴データ・ゲームデータの分析)

- 配信エンジニア(YouTube・Netflixのシステム開発)

■4. 求められるスキル

✅ 企画力・マーケティング力(ヒットコンテンツを生み出す)

✅ デジタルスキル(SNS運用、配信技術、データ分析)

✅ クリエイティブ能力(映像・音楽・ゲーム制作の知識)

✅ 語学力(英語・中国語)(グローバル展開の機会が増加)

📌 クリエイター職は専門スキルが必須!ビジネス職は企画・マーケティングの経験が重要!

■5. エンタメ業界の最新トレンド

① サブスク化・オンライン化

- Netflix、Spotify、YouTubeプレミアムの成長

② eスポーツ・VTuberの拡大

- eスポーツ大会の増加、VTuber市場の成長

③ メタバース・VRエンタメ

- VRライブ、バーチャルテーマパークの開発

④ 知的財産(IP)ビジネスの拡大

- 鬼滅の刃・ポケモンなどの世界展開

■6. 就職活動のポイント

✅ 企業研究を深める

- 大手 vs ベンチャー、オンライン vs リアルの違いを理解

✅ OB・OG訪問

- 業界のリアルな働き方を知る

✅ インターンシップ参加

- クリエイティブ・マーケティングの実務を体験

■7. まとめ

📌 エンタメ業界はデジタル化とグローバル化が進行中!

📌 サブスク・eスポーツ・VTuberなど新分野が成長!

📌 企画力・マーケティング・デジタルスキルが求められる!

是非、JOBSCORE(ジョブスコア)でエンターテイメント業界の優良企業を見つけてみてください!

JOBSCORE編集部

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【業界研究:通信・情報サービス業】
業界研究

通信・情報サービス業界は、インターネットやモバイル通信を支えるインフラ企業から、クラウド、データセンター、AI、セキュリティといった**デジタル技術を駆使したサービス提供企業まで幅広く存在する業界です。就職活動においては、業界の構造、主要企業、求められるスキル、トレンドを正しく理解し、自分に合った分野を見極めることが重要です。

■1. 通信・情報サービス業界の分類と主要企業
通信・情報サービス業界は、大きく以下の4つの分野に分かれます。
① 通信キャリア(インフラ系)
スマートフォン・インターネットの通信網を提供し、5G・6Gなどの次世代ネットワークを開発する業界。
・大手通信キャリア
- NTTグループ(NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTT東日本・西日本)
- KDDI(au)
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
・通信インフラ・設備企業
- NTTデータ
- NTTコムウェア
- NEC(通信システム開発)
- 富士通(通信ネットワーク)
✅ 特徴
- 5G/6Gの普及→ モバイル通信の高速化・IoT拡大
- 光ファイバー・無線通信の進化→ スマートシティ、DX支援が加速
- 競争激化 → 楽天モバイルの参入、MVNO(格安SIM)の増加
② ITサービス・クラウド業界
企業や自治体に向けて、クラウドコンピューティング、AI、セキュリティ、データセンターを提供する業界。
・クラウド・データセンター
- Amazon Web Services(AWS)
- Microsoft Azure
- Google Cloud Platform(GCP)
- Oracle Cloud
- NTTデータ(国内クラウド)
・ITシステム開発・DX支援
- NTTデータ、野村総合研究所(NRI)、富士通、NEC
- アクセンチュア、デロイト(ITコンサル)
✅ 特徴
- クラウド市場の急成長 → 企業のシステムがクラウド化へ移行
- DX(デジタルトランスフォーメーション) → 企業の業務効率化が進む
- AI・ビッグデータ活用→ 予測分析・自動化が進展
③ インターネットサービス・メディア業界
Web検索・SNS・ECサイト・動画配信などのインターネットサービスを提供する業界。
・Web検索・広告
- Google(検索エンジン、広告)
- Yahoo!(LINEヤフー)
- Meta(Facebook、Instagram)
・SNS・動画配信
- YouTube(Google傘下)
- TikTok(ByteDance)
- X(旧Twitter)
- ニコニコ動画(ドワンゴ)
・EC・通販
- Amazon
- 楽天
- ZOZOTOWN(ファッションEC)
- メルカリ(フリマアプリ)
✅ 特徴
- 広告モデルからサブスクモデルへ移行(YouTube Premium、TikTok LIVEギフトなど)
- 生成AIの進化(ChatGPT、Google GeminiなどのAI活用)
- ショート動画ブーム(TikTok・YouTube Shortsの台頭)
④ セキュリティ・ネットワーク業界
サイバーセキュリティやネットワークの安全管理を行う業界。
・サイバーセキュリティ
- トレンドマイクロ
- NEC(セキュリティシステム)
- KDDIデジタルセキュリティ
- サイバーエージェント(広告・Webセキュリティ)
✅特徴
- 企業・政府のサイバー攻撃対策が強化
- DX推進に伴うセキュリティリスクの増加

■2. 業界の特徴
✅ インフラ産業としての安定性が高い(通信キャリア、クラウドは不況に強い)
✅ 技術革新のスピードが速い(AI、5G、クラウドなどの進化)
✅ グローバル競争が激化(GAFA、TikTok、Amazonなどの海外勢が強い)
✅ データ・セキュリティの重要性が高まる(サイバー攻撃対策が必須)

■3. 主要な職種と仕事内容
① 技術職(エンジニア)
- ネットワークエンジニア(通信インフラの設計・運用)
- クラウドエンジニア(AWS・Azureなどのクラウド設計)
- データサイエンティスト(AI・ビッグデータ解析)
② 企画・営業職
- ITコンサルタント(企業のDX支援)
- クラウド営業(AWS・GCPなどの法人営業)
- プロダクトマネージャー(新規Webサービスの企画)
③ マーケティング・広報
- デジタルマーケティング(Google広告・SNS広告運用)
- データアナリスト(顧客データの分析)

■4. 求められるスキル
✅ ITリテラシー(クラウド、AI、ネットワークの基礎知識)
✅ データ分析力(ビッグデータ・マーケティング活用)
✅ プログラミングスキル(Python、SQLなど)
✅ コミュニケーション力(法人営業・プロジェクトマネジメント)
✅ 語学力(英語)(海外IT企業との競争が激化)

■5. 最新トレンド
📌 5G・6Gの発展(IoT、スマートシティの進展)
📌 クラウド市場の拡大(AWS・Azure・Google Cloudの成長)
📌 生成AIの急成長(ChatGPT・Bard・Geminiの活用)
📌 サイバーセキュリティの強化(企業・政府のセキュリティ対策が急務)
📌 データセンターの需要拡大(情報処理の大規模化)

■6. 就職活動のポイント
✅ 業界の変化を理解する(DX・AI・5G・クラウドが成長分野)
✅ インターンシップに参加する(通信キャリア・ITコンサル・クラウド企業)
✅ プログラミング・データ分析を学ぶ(Python、SQL、データ解析)
✅ OB・OG訪問を活用する(企業のリアルな働き方を知る)

■7. まとめ
📌 通信・情報サービス業界はデジタル化の中心的存在!
📌 5G・クラウド・AI・セキュリティの成長が今後のカギ!
📌 安定性と成長性を兼ね備えた業界で、キャリアの幅が広い!

上記では有名な企業を記載いたしましたが、実はあならの地元にも優良な通信・情報サービス業の企業はあります!是非JOBSCORE(ジョブスコア)で見つけてみてください!