1月の就職活動は何をすべきか?
就活基礎
JOBSCORE編集部|

大学生の就職活動において1月は、就職活動本番に向けた重要な準備期間です。この時期にやるべきことを以下にまとめました。

1. 自己分析の深化

 ①これまでの経験を深掘り

  アルバイト、サークル活動、ボランティア、学業などから、自分の強みや価値観を洗い出しましょう。

  成功体験や失敗体験を具体的なエピソードとして整理しましょう。

 ②志望動機とキャリアプランの明確化

  自分がどの業界や職種に向いているかを考え直し、志望動機を言葉にしてみましょう。

2. 業界・企業研究

 ①業界分析を進める

  各業界のトレンドや構造を調査しましょう。

  気になる企業の動向や競合他社の情報もリサーチしましょう。

 ②企業説明会やセミナーの参加

  1月以降、企業主催の説明会やオンラインセミナーが増える時期です。

  就活サイトなどでイベント情報を確認し、予約しましょう。

3. エントリーシート(ES)対策

 ①ESの練習

  実際の企業が過去に出した質問項目を参考にして、模擬的に書いてみましょう。

  自己PRや志望動機を言語化し、先輩やキャリアセンターに添削を依頼しましょう。

 ②履歴書の準備

  写真撮影を済ませ、記入方法に慣れておきましょう。

4. 筆記試験(Webテスト)の対策

 ①SPI等の練習開始

  市販の問題集やオンライン教材を活用し、頻出問題に慣れておきましょう。

  数的推理や言語理解、性格診断などをバランスよく練習しましょう。

 ②企業ごとの試験形式を確認

  志望企業の選考で利用される筆記試験の種類をリサーチしましょう。

5. 面接対策

 ①模擬面接を受ける

  大学のキャリアセンターや就職支援機関を活用して模擬面接を実施しましょう。

  面接官の視点でのフィードバックをもらい、改善ポイントを明確にしましょう。

 ②よくある質問の準備

  「自己紹介」「志望動機」「長所・短所」などの定番質問に答えられるようにしましょう。

6. インターンシップ参加後の整理

 ①参加したインターンシップの振り返り

  学んだことや感じたことを整理し、志望動機につなげましょう。

  参加企業に追加質問があればメールで問い合わせて印象を残しましょう。

7. 志望企業リストの作成

 ①企業の絞り込み

  志望企業をリストアップし、優先順位をつけましょう。

  必要に応じてエントリー開始時期や選考スケジュールを整理しましょう。

 ②エントリー準備

  興味のある企業を就職サイトでフォローし、情報を見逃さないようにしましょう。

8. 健康管理と時間管理

 ①スケジュールを見直す

  就活イベントや勉強時間をカレンダーに記入して計画的に進めましょう。

 ②体調を整える

  就活が本格化する時期に備え、生活リズムを整えておきましょう。

1月は準備がカギを握る時期です。この段階での行動が3月以降のエントリーや選考の質を大きく左右します。焦らず計画的に進めていきましょう!

JOBSCORE編集部

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【業界研究:通信・情報サービス業】
業界研究

通信・情報サービス業界は、インターネットやモバイル通信を支えるインフラ企業から、クラウド、データセンター、AI、セキュリティといった**デジタル技術を駆使したサービス提供企業まで幅広く存在する業界です。就職活動においては、業界の構造、主要企業、求められるスキル、トレンドを正しく理解し、自分に合った分野を見極めることが重要です。

■1. 通信・情報サービス業界の分類と主要企業
通信・情報サービス業界は、大きく以下の4つの分野に分かれます。
① 通信キャリア(インフラ系)
スマートフォン・インターネットの通信網を提供し、5G・6Gなどの次世代ネットワークを開発する業界。
・大手通信キャリア
- NTTグループ(NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTT東日本・西日本)
- KDDI(au)
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
・通信インフラ・設備企業
- NTTデータ
- NTTコムウェア
- NEC(通信システム開発)
- 富士通(通信ネットワーク)
✅ 特徴
- 5G/6Gの普及→ モバイル通信の高速化・IoT拡大
- 光ファイバー・無線通信の進化→ スマートシティ、DX支援が加速
- 競争激化 → 楽天モバイルの参入、MVNO(格安SIM)の増加
② ITサービス・クラウド業界
企業や自治体に向けて、クラウドコンピューティング、AI、セキュリティ、データセンターを提供する業界。
・クラウド・データセンター
- Amazon Web Services(AWS)
- Microsoft Azure
- Google Cloud Platform(GCP)
- Oracle Cloud
- NTTデータ(国内クラウド)
・ITシステム開発・DX支援
- NTTデータ、野村総合研究所(NRI)、富士通、NEC
- アクセンチュア、デロイト(ITコンサル)
✅ 特徴
- クラウド市場の急成長 → 企業のシステムがクラウド化へ移行
- DX(デジタルトランスフォーメーション) → 企業の業務効率化が進む
- AI・ビッグデータ活用→ 予測分析・自動化が進展
③ インターネットサービス・メディア業界
Web検索・SNS・ECサイト・動画配信などのインターネットサービスを提供する業界。
・Web検索・広告
- Google(検索エンジン、広告)
- Yahoo!(LINEヤフー)
- Meta(Facebook、Instagram)
・SNS・動画配信
- YouTube(Google傘下)
- TikTok(ByteDance)
- X(旧Twitter)
- ニコニコ動画(ドワンゴ)
・EC・通販
- Amazon
- 楽天
- ZOZOTOWN(ファッションEC)
- メルカリ(フリマアプリ)
✅ 特徴
- 広告モデルからサブスクモデルへ移行(YouTube Premium、TikTok LIVEギフトなど)
- 生成AIの進化(ChatGPT、Google GeminiなどのAI活用)
- ショート動画ブーム(TikTok・YouTube Shortsの台頭)
④ セキュリティ・ネットワーク業界
サイバーセキュリティやネットワークの安全管理を行う業界。
・サイバーセキュリティ
- トレンドマイクロ
- NEC(セキュリティシステム)
- KDDIデジタルセキュリティ
- サイバーエージェント(広告・Webセキュリティ)
✅特徴
- 企業・政府のサイバー攻撃対策が強化
- DX推進に伴うセキュリティリスクの増加

■2. 業界の特徴
✅ インフラ産業としての安定性が高い(通信キャリア、クラウドは不況に強い)
✅ 技術革新のスピードが速い(AI、5G、クラウドなどの進化)
✅ グローバル競争が激化(GAFA、TikTok、Amazonなどの海外勢が強い)
✅ データ・セキュリティの重要性が高まる(サイバー攻撃対策が必須)

■3. 主要な職種と仕事内容
① 技術職(エンジニア)
- ネットワークエンジニア(通信インフラの設計・運用)
- クラウドエンジニア(AWS・Azureなどのクラウド設計)
- データサイエンティスト(AI・ビッグデータ解析)
② 企画・営業職
- ITコンサルタント(企業のDX支援)
- クラウド営業(AWS・GCPなどの法人営業)
- プロダクトマネージャー(新規Webサービスの企画)
③ マーケティング・広報
- デジタルマーケティング(Google広告・SNS広告運用)
- データアナリスト(顧客データの分析)

■4. 求められるスキル
✅ ITリテラシー(クラウド、AI、ネットワークの基礎知識)
✅ データ分析力(ビッグデータ・マーケティング活用)
✅ プログラミングスキル(Python、SQLなど)
✅ コミュニケーション力(法人営業・プロジェクトマネジメント)
✅ 語学力(英語)(海外IT企業との競争が激化)

■5. 最新トレンド
📌 5G・6Gの発展(IoT、スマートシティの進展)
📌 クラウド市場の拡大(AWS・Azure・Google Cloudの成長)
📌 生成AIの急成長(ChatGPT・Bard・Geminiの活用)
📌 サイバーセキュリティの強化(企業・政府のセキュリティ対策が急務)
📌 データセンターの需要拡大(情報処理の大規模化)

■6. 就職活動のポイント
✅ 業界の変化を理解する(DX・AI・5G・クラウドが成長分野)
✅ インターンシップに参加する(通信キャリア・ITコンサル・クラウド企業)
✅ プログラミング・データ分析を学ぶ(Python、SQL、データ解析)
✅ OB・OG訪問を活用する(企業のリアルな働き方を知る)

■7. まとめ
📌 通信・情報サービス業界はデジタル化の中心的存在!
📌 5G・クラウド・AI・セキュリティの成長が今後のカギ!
📌 安定性と成長性を兼ね備えた業界で、キャリアの幅が広い!

上記では有名な企業を記載いたしましたが、実はあならの地元にも優良な通信・情報サービス業の企業はあります!是非JOBSCORE(ジョブスコア)で見つけてみてください!